ExamTopicsの問題をChatGPTで手っ取り早く日本語化する方法

ChatGPT

はじめに

資格勉強の強力な味方、ExamTopics。実際の試験に出題される、非常に精度の高い問題を無料で何百問も解くことができる素晴らしいサイトです。

しかし、英語のサイトなので、母国語が日本語のユーザーは使いにくさを感じてしまいます。ブラウザの翻訳機能を使うという方法はありますが、選択肢問題などは画像として出題されるので、翻訳機能ではカバーできません。

そこで、ChatGPTを使った「画像問題を日本語化する方法」を紹介します。

ExamTopicsの問題の種類

テキスト問題

問題文を読み、選択肢の中から答えを選ぶタイプの問題はテキストとして掲載されているので、ブラウザの翻訳機能で翻訳できます。怪しい訳ではありますが…。

画像問題

図の問題や、文章の穴埋め問題などは、画像として問題が掲載されているので、ブラウザの翻訳機能では翻訳できません。

ChatGPTを使って画像問題を日本語化

ChatGPTに画像キャプチャを食べさせる→日本語で出力してもらう、という流れで翻訳可能です。

ChatGPTに画像キャプチャを食べさせる

WindowsならWindows+Shift+Sで上記のように画像キャプチャできます。

これをChatGPTに食べさせるのです。入力欄の左側にあるクリップの画像をクリックすると選択ウィンドウが表示されます。

そして、「この画像の文字を読み込み、問題に答えてください。 日本語で出力してください。」と指示すると、以下のように翻訳し、問題に答え、その解説までしてくれます。とても便利です。

画像には次のようなドラッグアンドドロップの問題が記載されています:

「Azureのネットワーキングサービスを適切な説明に一致させなさい。」

選択肢と説明は以下の通りです:

Services:

Azure Bastion
Azure Firewall
Network security group (NSG)
Answer Area:

Provides Network Address Translation (NAT) services
Provides secure and seamless Remote Desktop connectivity to Azure virtual machines
Provides traffic filtering that can be applied to specific network interfaces on a virtual network

これらを正しくマッチさせると以下のようになります:

Azure Firewall: Provides Network Address Translation (NAT) services
Azure Bastion: Provides secure and seamless Remote Desktop connectivity to Azure virtual machines
Network security group (NSG): Provides traffic filtering that can be applied to specific network interfaces on a virtual network

日本語での説明:
Azure Firewallは、ネットワークアドレス変換(NAT)サービスを提供します。Azure内でファイアウォールを通じてインターネットとの間でNATを行い、リソースのセキュリティを強化します。

Azure Bastionは、Azure仮想マシンへの安全でシームレスなリモートデスクトップ接続を提供します。これにより、パブリックインターネットを経由せずに、Azureポータル内から直接VMにアクセスすることができます。

ネットワークセキュリティグループ (NSG) は、仮想ネットワーク上の特定のネットワークインターフェースに適用可能なトラフィックフィルタリングを提供します。これにより、特定のインバウンドおよびアウトバウンドトラフィックを制御し、ネットワークセキュリティを強化できます。

まとめ

ChatGPTは学習ツールとしてとても優秀です。ExamTopicsに掲載されている問題の中には、正解が間違っているものも多く、ユーザーたちが激しくディスカッションしていることもあります。

そういう問題は、とりあえずChatGPTに解いてもらうのもいいでしょう。必ず正しい答えと解説をしてくれるわけではありませんが、参考にはなります。

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