はじめに
現代社会において、AWSやAzureなどのクラウドへの知識を取得することは避けられません。特に、IT技術者としてのキャリアを歩んでいこうとする初心者やIT業界に就職・転職する社会人にとって、資格勉強は有効な学習方法です。
でも、試験の準備、結構大変ですよね。そこで今回は、私がAWS 認定クラウドプラクティショナー(CLF) の合格のために使ったUdemyの「【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)」という講座が、本当にその名の通り合格に導いてくれるのか、ガチでレビューしてみました!
【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)とは
AWSの初級資格であるAWS 認定クラウドプラクティショナー(CLF)用の問題に特化した講座です。
Udemyの講座は、主に2種類に分かれます。
- 学校の授業のように、特定の技術について詳しく教えてくれる講座。
- 特定の資格勉強用の問題集。
「【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)」は2.にあたります。
この講座は、なんといっても問題数の多さが特徴。全6回分、390問もの問題が用意されていて、試験範囲を広くカバー。各問題には詳しい解説がついているので、理解を深めながら勉強できます。さらに、実際の試験形式に近いので、試験当日の雰囲気にも慣れられます。
私自身、この問題集に取り組んでから試験に挑んだので、「試験内容がわからない!」ということはまったくありませんでした。問題集としてとても優秀で、おかげさまで試験に合格することもできました。
講座のメリットとデメリット
メリット
問題の多さと解説が充実していることは、何よりも大きな魅力です。問題を解き、間違えてしまった解説を理解し、改めて問題を解く。この繰り返しでしっかりと知識を身につけることができます。
私がCLFを受験した時は、この講座に登場しない技術やサービスは1つも本番問題に出てきませんでした。カバー率は驚異的です。
基本レベルと本番レベル
この問題集には、AWS CLFの試験勉強における知識を「基本レベル(130問)」「本番レベル(260問)」の2つに分けています。
試験当日までの目標はこんな感じ。
- 基本レベル:全問正解できるようになる。
- 本番レベル:8割程度正解できるようになる。
ここまで行けば、試験の本番でも8割程度の点数を取れるでしょう。
ただ、本番レベルは実際の試験よりもレベルが高すぎる傾向にあり、私が試験を受けた時も本番レベルの問題はあまり出てきませんでした。重視すべきは基本的な知識を身につけることです。
デメリット
デメリットは以下の2つ。
- わからないことを質問できない
Udemyの講座の中には、分からなかったポイントを講師に質問することのできるものがあります。リアルタイムの回答は得られませんが、誰かが質問に答えてくれるのは本通に助かります。
しかし、問題集だと回答サポートは得られません。 - 実際に知識が身についているかがわからない
問題集を繰り返し解くだけだと、実際のAWSの画面を見ることがないので実際に役立つ知識が身についているか不安になります。
AWSの試験では、実際に自習用のAWSアカウントを取得し、学習内容を実際に試してみるのが大事です。
合格のための学習戦略
この講座を最大限に活用するには、まずは一通り全問題を解いてみて、自分の弱点を把握すること。そして、弱点を重点的に再学習。さらに、AWSの公式ドキュメントや他のリソースも併用すると、理解がより深まります。
結論
「【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)」は優秀な学習リソースです。試験に合格するだけなら、たしかにこの問題集で勉強すれば合格できます。
ただし、実際に業務で役立つ知識をみにつけるために、AWSの自習用アカウントを作って画面を確認したり、手を動かしながら学習していくのがいいでしょう。
また、AWSは公式の動画学習リソースも充実しています。これらを使って勉強することもオススメです。
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